はじめは暗い空間を明るくする電気は、今はデジタル技術が日々更新するなか生活や産業に欠かせないエネルギーとなりました。当社は自家用電気工作物の保安管理を担当の電気主任技術者が行う会社です。自家用電気工作物とは電気による災害が発生しやすく、また発生した場合に大きな被害が予想されると思われる設備を指しています。電気事業法ではこれらの設備を所有する設置者に対し、電気保安業務に関して電気主任技術者を選任し自主保安体制の整備確立を図っています。
この電気保安体制の基軸をなしている電気主任技術者制度は明治44年(1911年)旧電気事業法の制定時創設され今日の電気事業法に受け継がれています。100年を超える歴史がある中で一般社会での電気主任技術者に対する知名度は貢献度に比べて決して高いとは言えません。世界的に見ても停電が少なく安全で安定した電力が供給できる日本は、日々電気主任技術者が電気保安のため尽力していることが一役を担っていると考えます。我々は安全、安心、安定を理念とし日々の保安管理に従事して参ります。
当社は電気工事を始めて約半世紀の会社が母体となります。仕事の幅を広げるために、2代目が自家用電気工作物(キューピクル他)の保安管理を行う電気管理技術者として開業して10年がたった2019年に、今までの経験と技術を伝える場所として新たに保安法人として開業しました。保安法人とは、経済産業省から許可を受け保安管理ができる法人になります。
多くの業者がある中、特に営業活動もせずに、多くのお客様からご依頼いただいております。それは、多くの電気工事会社さんとの繋がりや、真面目にコツコツと一生懸命仕事をして、信頼関係を築いてきたからと思いっています。技術継承が上手くいかなく人材不足が悩まれる業種ですが、会社一丸になって人材育成にも力を入れてこれからの、電力安定供給のお役に立つため頑張って参ります。